日本在宅サービスが考える鍼灸マッサージとは
なぜ、鍼灸マッサージが上記のような効果をもたらすのでしょうか?

マッサージの効果
鍼灸による痛みの緩和
筋緊張による痛み、神経痛、関節痛など、痛みには様々あります。
さらにマッサージや運動法などをすることにより、血行が促進され、発痛物質が流れやすくなり、痛みの軽減・緩和につながります。
血行改善 ~血液・リンパ~
生体内の細胞が、いろいろな機能を発揮する為に必要な、酸素や栄養分を、血液やリンパ液などによって運び、その活動結果として生じた炭酸ガスや老廃物を除去するという流れが「循環」です。
この「循環」を改善することで、組織に栄養が行き渡り、体内機能組織が活性化され、生命力のアップにつながります。
機能活性化 ~心肺・内臓諸器官~
心臓や肺は、血液循環や呼吸機能等を行っています。胸郭は可動性で、その運動は呼吸と関係します。
この可動性が減じると、呼吸運動に障害を及ぼします。
ここでは、心肺臓器のスペース確保や胸郭可動性の維持拡大が重要になります。
腹部のマッサージや下肢・体幹の運動法などを行うことで、内臓諸器官に刺激が与えられ、消化器官(胃液分泌亢進・消化機能亢進・食欲増進・蠕動運動の亢進)や、泌尿器官(排泄能力の向上)などの機能改善につながります。
ぐっすり安眠 ~心理的効果 ~
マッサージによるスキンシップや、そこでのコミュニケーションが、患者様との信頼関係を構築し、精神的・心理的鎮痛効果が期待できます。夜間よく眠れるようになったという声を多くいただいています。
食欲UP
内臓は、喜怒哀楽をつかさどる自立神経が動かしています。
鍼灸治療によって、バランスがとれてくると、消化・吸収も抜群によくなるので、食欲がだんだんでてきます。
運動 ~関節可動域の拡大及び維持~
麻痺や廃用性症候群などによって、関節を動かさないでいると、筋肉は次第に萎縮し、関節拘縮をもひきおこします。マッサージや運動法をすることで関節が動く範囲の拡大や、しいては、ADL(食事、排泄、着脱衣、入浴、移動、寝起)など)、日常の生活を送るために必要な基本動作の維持向上にもつながります。